昭和の時代を思い出す、当時の一般的な家庭でよくみた型板ガラス””ダイヤを使用した、ステンドグラスのランタンシェードです。
この型板ガラスは、埼玉県川口市にあるsenkiya atonimoさんから譲ってもらった障子ガラス等に使われていた物で、お店の奥で次の主を待っていたリサイクルガラスです。
ハンダに思いっきり銅のパティーナを施したことで、一気にアンティーク品のような歴史を表現することができたかと。いつかはわからない、さぞ昔のことを思い起こさせる意味で、”いつぞや”と。そして微妙に斜めに聳え立っている塔の形をしているので、この名前にしました。ところどころ真鍮棒を組み込み、赤茶色のガラスと均衡を保つようなデザインにしてあります。銅色に染まったハンダが、型板ガラスダイヤから発せられる光の屈折を格好良く包み、いにしえからあるような怪しい出立ちになっています。昼間はダイヤガラスの繊細な反射を、夜は中にライトを入れ、ブラウンやレッドのガラスからこぼれる明かりを、心地の良い時間のお供にしていただければと思います。
※シェードの中に使用するライトは、市販の5050workshopさんのミニマライトやgoal zeloなどのサイズ感のライトが使用いただけます。(goal zelo使用時は、上部にリングやチェーンなどで少し延長すると灯りのバランスが良くなります)
オソトランタンは、
「外に出かけ、自然の中で自分や大切な人たちとの時間に、灯りでそっと彩りを添える」をコンセプトにしているアイテムです。
【制作日】
2023年10月4日
【サイズ】
胴体のサイズ・・・10cm × 10cm
ハンドルまでの高さ・・・22cm
重さ・・・284g
使用可能なライトのサイズ・・・
直径4cmまで フックを含む高さ13cmまで
※当ショップの商品は一つ一つ手作業で仕上げておりますので、多少のずれなどはご了承ください。
【使用素材】
ガラス、ハンダ(すず・鉛)、真鍮針金
【その他】
ハンダ部分は時間の経過と共に色が褪せてきます。艶出し・錆止めも含め、専用のポリワックスなどのオイルで定期的にメンテナンスをお薦めいたします。
【注意事項】
このアイテムはガラス製品のため、万が一落下した場合は、破損した箇所や破片で手などを切創してしまう場合がございます。その様な場合には、くれぐれもお怪我のないようお取り扱いにはお気をつけください。また、最終仕上げの際には入念に確認をしておりますが、ハンダ部分にはごく稀に、角(こてを離す際にできる尖り)ができる場合がございます。その様な箇所があった場合は、金ヤスリなどで尖った箇所を削っていただけたらと思います。予めご理解・ご了承の程宜しくお願い致します。